脊柱が純粋な側屈をしない理由

脊柱が純粋な側屈をしない理由
脊柱の中には脊髄が通っています。脊髄が傷つくと脊髄損傷になります。そして、脊椎が純粋な側屈は、脊髄が折れてしまうになります。

脊髄がぽきりと折れてしまうから、脊柱は純粋な側屈をしません。

そして、体幹のリハビリを行う際に純粋な側屈を行う危険性もこれで分かります。

このように、臨床や研究で観察される事象は全て物理的に説明することができます。というより、物理的に合理的であるからこそ「正しい動き」として一般に観察することができるという順番が正しいのでしょう。

余談ですが、肩甲骨面挙上や歩行時の骨盤の回旋なども上記のような骨の形状から導き出すことが可能です。そのあたりは講習会では詳しく行いますが、いずれブログにもまとめていきたいと思います。

運動学や理学療法学は新しい学問のため、これまではひたすらに臨床データを集め分析する基礎研究が多くなされてきました。ですが、ある程度のデータの蓄積ができた今後は、積み上げられたデータを物理や人体デザインに基づいて意味づけしていく必要があると私は考えています。